2019年度後期 子ども夢基金支援事業

島を担う子どものための科学実験教室
活動報告

第4回 島を担う子どものための科学実験教室 体験実験報告

開催日: 2020年2月28日(金)

開催場所: 奄美市立市赤木名中学校 理科室

参加人数:62名

指導者: 2名

実験内容

以下の2つの体験実験をしていただきました。

テーマ1.  光の不思議(偏光)

光は横波の性質を持っており、進行方向にむかって垂直に振動しています。動物や昆虫などはこの性質を利用して位置を特定(空間認識)しているものがいます。原理は身近には液晶ディスプレー、サングラスなどに使われています。偏光板を使って,光が横波であることを確かめました。またミラクルボード、スーパーボールが通るブラックウオール、水晶玉とガラス玉の鑑定機などを作り、光の色々な性質を調べました。

テーマ2. トマトは磁石に引き寄せられるか(強磁性と反磁性)

磁性は記憶素子や医療など色々のところで利用されている。物質はなんらかの磁性を持っています。 磁気ビュアーで磁力線を観察、温度を変えてキュリー点を観測しました。磁区がわかる実験装置で強磁性物質の磁区について学習しました。鉛筆の芯など色々なグラファイト製品をつかって反磁性の性質を確認しました。またトマトやキュウリ、ダイコンなどは反磁性が現れることを確認しました。それらの中にある水が反磁性を示すことを確認しました。 電磁誘導の応用として、磁石に引き寄せられないアルミ缶では電磁誘導が起きて回転する。 アルミが水の上で電磁誘導により非接触で動く、1円玉と10円玉を分けるなど色々な応用について体験しました。

 




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Final update 2020.3.20

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